週末にはのんびりたのしく喜多見柚の話をしよう!

第14回 #俺達の少女A 喜多見柚音源のナイショバナシ

 はじめまして。週末には喜多見柚ちゃんの話をしよう「WeekendYuzu」の裏方をしておりますちゅうず(@tueszzz)です。今回は第14回俺達の少女A ボイスあり部門で採用いただいた喜多見柚の音源についてのお話を「こっそり」します。あ、とても長いです。

 俺達の少女Aとは、アイドルマスターのアイドルの魅力をつめた3分間の音源を募集し、それを生放送で紹介する企画のことです。まだ第14回のタイムシフトが残っておりますので、ぜひ2日間にわたる素敵なプレゼンの数々とその反応をご自身の目と耳で確かめてみてください!

 なんと今回、私の音源が採用していただけたので、他の喜多見柚ちゃんが好きな方とか、ちょっと興味あるけどどうすればいいのかなーと思っている方に向けて、私はこういうことを考えてこうしたよ!ってことを伝えられればいいなと思っています。私の音源、喜多見柚「ナイショバナシ」はこちらです。

制作裏話

 今回が初投稿ということもありまして、基本は「がんばりすぎないでたのしむ」という柚のポリシーに従っています。だからみんな真似できるよ!!

録音環境

 マイクは普通のヘッドセット(logicool G430 )を使って、録音と編集ソフトにAdobe auditionを使いました。audutionは副業の関係でたまたま使えただけですので、普通はaudacityなどのフリーソフトで問題ないと思います。

 録音は、締め切り当日の昼間に自室のパソコンの前で行いました。ノイズが入るので、できるだけ静かな環境で録音した方がいいです。私はノイズリダクションを信じていたのであまり気にしませんでした。

 フリルドスクエアのDiscordサーバー「ホームスクエア」の管理人として、よくボイスで雑談をしていたので、声を出すこと自体は多分大丈夫だろうと思っていました。あとは大学のゼミで発表したり、授業をしたりする機会があったこともプラスに働いていたのかな。

 原稿は1100字でした。3分間スピーチが400字詰め原稿用紙3枚と言われますので、その1200字よりも少し短め。ゆっくりはっきり話すことを心がけました。

音声編集

 音声は何度か通して録音してマシなものをひとつ選びました。編集ソフトで、いくつかの音源の良いところを切り貼りするということも可能ですが、どうしても通したときの抑揚の変化がちぐはぐになってしまうの嫌って、私はしませんでした。できるだけ楽をしよう!

 私が録音した音声に行った編集は、全体的なノイズリダクション(さーっというホワイトノイズの除去)と、息継ぎ・リップノイズの削除、「間」の編集です。これらはすべてフリーソフトでもできます。

 全体的なノイズリダクションについては特に異論ないとして、私はどうしても息継ぎの音が大きかったので、できるかぎり消しました。BGMなどをいれない静かな音源だったのもあって、聞いてくれる人が気になるかなと思ったのが理由です。

 それから全体的な尺の調整として、少し溜めて話すところ、つまり「間」を伸ばす作業を行いました。基本的には緊張していると早口になりがちで、一瞬黙る「間」の時間は短すぎる場合が多いと思ったので、それぞれに対して+1秒くらいしています。これは音源の構成にもよるかもしれません。

 これでmp3に書き出したものをそのまま投稿しました!

音源裏話

少女Aについて

 私はまったくと言っていいほどの少女Aの初心者でした。企画そのものはずっと知っていたものの、生放送・音源ともに第14回にして初めて聞きました。そんな私がなんで投稿しようと決意したのかと言うと、すこし離れたところから総選挙というものを見るようになったからです。

 それまで、特に去年と一昨年の私は、柚ではないアイドルを応援していて、総選挙に対してなにかしなきゃとずっと焦りを抱えていました。だから手元ばかり見ていて、周りに広がっている外の世界のことをまったく考えていませんでした。この状態が長く続くと疲れるんですよね。そんな反省から、ちょっと離れたところで自分の好きなものをもう一度見つめてみる、それが今年の目標だったわけです。

 その機会として少女Aという企画はぴったりだと思いました。あと、今年は工藤忍ちゃんのPであるさばみそさん、綾瀬穂乃香ちゃんのPである戯念さんが投稿されるということを知っていたので、今までよりずっと身近に少女Aという企画を感じていたこともあったかもしれません。

まずは情報収集から

 なにも知らなかった私は、まずニコニコ動画で音源を探すことからはじめました。特にフリルドスクエアの生放送でご縁のあった戯念さん、しぐぴーさん、マネキントさん、りっぷるさんなど、それから合同配布企画でご一緒させていただいたペッパーさんやスイPさんなど、見知った方の音源を中心に聞きました。こういうときいろいろ焦ってやっていたことは無駄じゃなかったんだなと思います、この人知ってる!ってのは情報としてすごく大きかったです。

 いや、この作業がめちゃくちゃ面白かった。単純に担当Pの深さのある視点というだけでも面白いのに、みなさんあの手、この手でそれを伝える努力をしていて、それがびりびりと感じられることが楽しかったです。

 最終的に参考にしたのが戯念さんのプレゼン「綾瀬穂乃香の足/脚の話をしよう」とスイPさんのプレゼン「加奈ちゃんの不思議なポジティブさ」でした。

 ネタを全開で仕上げてくるもの、素人じゃないだろと思ってしまうほどのクオリティを見せつけてくるもの、ラップ、人外、歌などなど。バリエーションに富む少女Aの音源の中で、まず実直なものを目指すことは悪いことじゃないだろうと考えていました。というか面白く仕上げるのは無理。

 正統派の中でもこのふたつは特に自分に響きました。話し方、間のとり方、声の調子、構成などなど褒めだせばきりがないくらいに、すごく練って作られていてこれはぜひ真似したいと。あ、スイPさんの声のトーン、めっちゃ好きです。心の底から楽しそう。

 でも、初見の感想は、「これくらいまっすぐプレゼンできるか? 無理じゃね?」でした。

 また、喜多見柚の音源を調べたところ、しぐぴーさんや隋叡/はなりさん、それから複数人で作った音源があったことが分かっていて、特に情報をまっすぐ出して文字通りにプレゼンをするというのはすでにやられていたものでした。

 そのふたつが合わさった結果、私はちょっとした変化球として「ロールプレイをしよう!」と思いつきました。第14回で言うならば、今井加奈ちゃんのPであるユーリさん、しらせさんのふたりの音源に近い路線です。

コンセプト

 今回投稿した音源は「Pとしてのロールプレイ」がコンセプトでした。アイドルマスターというシリーズに触れるだいたいの方はPを名乗りますので、なんだそれは、当たり前じゃないかとなると思います。でも、ちょっと考えてください。私達はPを名乗る時、あの世界線のPであるときと、ゲームのプレイヤーとしてメタ的な立ち位置にいるPであるときの2種類がありませんか?

 だいたいの人はこのふたつが混じり合っていると思っているのですが、情報を伝えて文字通りにプレゼン、ダイマをする行為(音源)は、メタ的なPとしての色が濃いのかなと思ったわけです。それならあの世界線のPとしての色を濃くしたら、それはちょっと違った音源になるんじゃないかというのが打算でした。

 この音源は、Pが事務所で柚に聞こえないように柚の話をしていて、そして最後に柚がひょっこり現れるというシチュエーションが設定してあります。なので最初だけひそひそ声で「柚にはナイショで」と言いますし(ずっとひそひそ声なのは聞けるものじゃなくなるのでここだけ)、最後には、このナイショバナシがバレないように気をつけてくださいねと言ってから、すぐに柚の声が聞こえるようになっています。びっくりされた方はきっとこのシチュに嵌ってくださった方です。

 コメントでノロケだとかラブレターだとか言ってくださった方がいて、それは確かにとなりました。これ、こっそり録音しておいていつか聞かせるラブレターですよね。そういうところもあの世界線のPとしてのロールプレイの色が濃くでた結果なのかなと。

仕掛け

 この音源にはくすっとする仕掛けをいくつか施してあります。これは音源の良さにはあまり関係がないと思うのですが、私がこういうことを考えるのが好きなのでいれたものです。

 まず柚のセリフをできるだけ引用しています。答え合わせしようよ、おいしー答えはあとのお楽しみ、などは実際に柚のセリフとしてあるものです。

 画像は音源内の「約束」とつなげるために、何に惹かれてスカウトしたのか?という答え合わせをいつかしようと言われたときのもの、ぷちエピソードのステップアップコミュ1を使いました。これを読んだ上で聞くと「約束」が何であるのかそのタイミングではじめて分かるという瞬間を狙いました。アドバイスくださっためろんソーダさん、ありがとうございます。

 それから最後に聞こえる柚の声は、私達が一番最初に聞いた柚の声でもあります。モバマスのシトロンデイズの思い出エピソード前編の頭の部分です。気づいた方だけにはクリティカルヒットする仕様になっております。

伝えたかったこと

 さて、今まで小手先のお話をしてきましたが、どのような技術を使ったところで結局なにを伝えたいのかという核はどんな音源にもあります。私の音源もPとしてのロールプレイをしながら、柚の良いところを伝えなくちゃいけないわけです。私は伝えたいことを「喜多見柚は自分のことをフツウだと言うが、実はトクベツである」に設定しました。

 喜多見柚は自分のことをフツウだと言います。だからこそ柚は自分がアイドルになったことを奇蹟と表現しました。そして、そのことは私が音源中でしたように、プロフィール、得意なこと、苦手なことなどなどを洗い出していってもその通りです。トクベツになりたいけど怖いと思うことも、だったら楽をしよう、楽しいことをしようと思うことも、青春期の悩みとして「ありふれて」います。「楽しみましょう」なんてどこでだって、どんなアイドルのエピソードにもでてくると私は思っています。そういう柚のどこにでもいる人間らしさが私は大好きです。

 でも、柚はアイドルになったことでたったひとつだけトクベツなことができました。それはシンデレラガールズのアイドルの中で誰よりも「楽しむ」ことができる女の子であるということです。「がんばりすぎないで楽しむ」が、いつのまにか「目指さないトップアイドル」になっている頓痴気な女の子が他にいますか? 私は知りません。柚は「今を楽しむ」の究極系なんです。

 面白いのは、この考え方は柚が最初に手にした「楽をして楽しむ」ということから地続きなので、柚は多分自分でまだ気づいていません。そしてきっと気づいてしまったら、意識してしまったら、壊れてしまうような淡いものなのではないかと私は考えています。柚はあくまでトクベツのようなフツウなんです。

 だから私は「キミはトクベツだ」の言葉をとっておいてあります。誕生年のワインを20歳になるまでずっととっておくように、大事に大事にしまってあります。その方がきっとふたりとも楽しめるからです。でもみなさんには知っておいてほしいので「ナイショバナシ」となったわけですね。このジレンマを体験する人がもっと増えたらいいのにと悪い笑みを浮かべております。

終わりに

 今回少女Aに投稿して採用されて私はとても良かったと思っています。反応の中で一番驚いたのは、柚に「フツウ」のイメージがあまりなかったことです。これは私の伝え方のミスでもありますが、それ以上に柚のことを誰かに伝えるための大切な視点なのではという予感がしています。私は興味深いものを見つけた研究者のようにわくわくしています。これはぜひ調査せねば!

 柚の「フツウ」についての、もう少し詳しい話はこちらにまとめていただいておりますので、よかったら読んでもらえたら嬉しいです。

俺たちの少女A から始まる柚の”フツウ”トーク

 企画・運営と当日の放送をしてくださった大作さん、あいうえおさん、よしひこさん、そしてお聞きいただいたすべての皆様本当にありがとうございました。

 投稿された音源すべてに感想をつけたいし、もっともっと話したいことは山積みですが、長くなりますのでこのあたりで。ぜひぜひあなたも自分の好きを伝えてみませんか?

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アイドルマスターシンデレラガールズの喜多見柚ちゃんについての非公式ファンサイトです。週末には柚の話がしたいキャンペーン #WeekendYuzu を中心に、柚ちゃん情報をまとめています。

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